投資で利益を出すのは「長期投資」ではなくて、「勉強」という当たり前の話
ということで、なるべく毎日書くよりも一つ一つ濃い記事を書きたいと思っているのでようやく第2回目の記事になります。
「株で300万以下の戦う個人投資家」FBページもよろしくお願いします。
https://www.facebook.com/groups/471285429720095/
個人投資家で稼げていない人の共通点は、自分で考える事ができない。というのが一つあると思います。誰しもが必ず通る道だと個人的に思っている「長期投資崇拝」について自分なりの考えを書きます。
長期投資と個人投資家の関係
長期投資は、個人投資家の投資方針として44.6%の方が採用しているメジャーな投資スタイルの一つです。個人的には、割安感等を度外視して「好きだから」「いい企業だから」といった感覚値だけで売買されている方も多い印象を受けます。
長期投資を推奨する著名な投資家は数多くいます。代表的なところでウォーレン・バフェット氏が挙げられ、古典的で信用のできる投資戦略として不動の地位を得ています。
【図】日本証券業協会「個人投資家の証券投資に関する 意識調査報告書 平成26年10月」
http://www.jsda.or.jp/shiryo/chousa/kojn_isiki/files/20141010honbun.pdf
一方で、約2割の個人投資家は投資方針を決めていません。これは単に何も戦略を決めていないというよりかは、状況に合わせて臨機応変に対応している。ということだと思います。
ただ、現実として長期投資はメジャーな戦略です。結果として、数字としても現れています。今日は、この長期投資に対しての個人投資家の考え方みたいな部分について僕なりに日々投資家として気をつけていることなんかも触れていきたいと思っています。
結局は、自分自身で考えて選択をしていかなくてはいけない。
そのために必要なのが、古典的な部分を含めての投資手法の勉強なのです。
長期投資が初心者向けである理由
長期投資がどんな投資手法かというのは個人的にはこの本をオススメさせていただいて割愛させていただきます。レビューなんかを見て、興味を持っていただけたら近くの本屋さんにでも行ってください。
株で富を築くバフェットの法則[最新版]---不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法
- 作者: ロバート・G・ハグストローム,小野一郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/04/25
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この長期投資というのは、根っこに割安感だとか成長性だとか、時間尺の分散だとかあると思うのですが御託は抜きにして、「一つの銘柄の保有期間が長くなることで結果論に持ち込めるから」というのが大きい理由がします。
キレイ事の側面を言わせていただくと、「自分の取った投資戦略が、自分の思惑通りに推移したのか?また、どうして判断を間違えたのか振り返りがしやすいから」というのがあります。
ただ、「自分の選択した投資戦略を省みる」という作業には時間がかかるものですが、非常に大切で、続けることが難しいものでもあると思います。よく勘違いしている方がいるのですが、株は上がるか下がるかなんて正直分からないんで必勝法は無いんですよね。
「知識を積み重ねて、リスクをコントロールしていく」という事が非常に重要で、その勉強の先に自分だけの勝利の方程式が出来上がっていくのだと思います。
人によっては、株で1円でも黒字を出すことがゴールの人もいれば、株を極力売買しないで収益を生み出すことがゴールの人もいます。ただ、必ず儲かる一つの戦略みたいなのを追い求めたりする人できちんと利益を出している投資家さんを見たことは無いですね。
個人投資家へのアドバイスとしても、実践されている具体的な投資戦略としても「長期投資」が挙げられるのはこうした理由からじゃないのかなぁと考えます。
それでも、僕は長期で行くよ
これは、僕が参考にしている澤上篤人さんの考え方の影響が大きいというのもあるのですが、それでも僕は長期保有で株式投資を考えています。
今、実際に保有しているのは合計で200万程度の銘柄です。短期的な利ざやをきちんと益出しをしつつ、5年先のスタンダードになりそうな企業やサービスはなんだろうか?という視点で銘柄を選んでいます。
で、改めて声を大にして言いたいのはですね
投資で利益を出すのは「長期投資」ではなくて、「勉強」ということなんですよ。
なぜかって?
みてくれこのザマ。前月比マイナス19万円ぶっ飛んでる。
中国のせいだ。日経平均のせいだ。
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