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貯金0円でも大丈夫!割安株で長期投資に挑戦してみよう

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日経平均も1万5千円台になってきて、だんだんと目先の超割安圏である1万円台が現実味を帯びて来ています。ちょっと前までアベノミクスだなんだってはしゃいでいたのにイギリスのEU離脱で暗いムードが立ち込めてますよね。

 

貯金0円な人でも、これからゆっくり準備をしていけば間に合うと思ってるので割安株という投資方法の概念にふれながら、「今まさに貯金0円でもチャンスがこれからくるかもしれないよ」っていうちょっと明るい話をしてみたいと思います。

 日経平均株価は究極のレンジ相場

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上のチャートは日経平均株価のすっごい長い尺で見た価格の推移です。見ていただくとかる通りで、実は日経平均株価は、「2万円」と「7千円」の間で跳ね返っているだけの値動きをしています。

 

この日経平均株価のレンジ性については、「日本企業にはベンチャーマインドが無いから」とか「ほどほどの精神が高値圏で投資マインドを冷え込ませる」とか「日本の株式市場は外人投資家が多いから」とか好き勝手に自称プロのみなさんがあーだこーだ言っています。でも、そこは全然関係ないので今回はスルーします。

 

大事なのはチャートのうねうねの最後。今日付けの日経平均株価の位置は高値圏かどうか?って事です。たぶん普通の頭を持っている人なら「まだまだ下げそうだ」と見るでしょう。僕もそう思います。

 

もっともらしい事を言うなら、アベノミクスの株価刺激策自体が効果が鈍くなってきたことと、過去の刺激策によって政府等の公的プレイヤーの残弾(現金)が少なくなってきている。そういったヤバイところにイギリスのEU離脱の問題が絡んできて悲観的にアクションを起こす市場参加者が多くなっている。って思ってます。

 

でも、今日の主役は「全然貯金してないけど、いい大人だから投資してみたい」っていう人です。普通の人。投資してない人。今日は彼らへのメッセージを送りつつ、このよく分かんない相場でも株を買った売ったしてる人に向けて書いてます。

 

投資のチャンスがくるかもしれない

あのうねうねを見てみてると、過去の感じからもこっから日経平均株価1万円台が来そうですよね?このタイミングこそ僕は投資のチャンスだと思っています。

 

ただ、冒頭で挙げた数字は「1万円」7千円じゃないのはなんでか?って話をします。僕は「誰しも正しいことをやりたいと思っている」という信条の人なので、誰だってわざと失敗するつもりは無いと考えています。

 

チャートの下側の丸の部分を見てください。その後、ズルズルと低い株価が続いていますよね。その一個前の7千円台の時はすぐに跳ね返って上に向かっています。

あの丸の部分はなにかと言うと、例のサブプライムショックとかリーマンショックと呼ばれているやつです。一般的な理解では「サブプライムショックの影響が日本は低いと政府が考えていたせいでズルズル尾を引いた」と言われています。あの丸の先が低位でくすぶっているのはそのためです。

 

ただ、大丈夫。もしあそこらへんで買っていたら実際は上がらなかったにしても下がらなかったのでいずれアベノミクスの初動でひゃっほい!ってなれたんです。そんなもんなんです。

 

ただ、昔とは状況が違うしいろんなことが効率的に行いやすくなってるんだからまた7千円がくるか?と思うと懐疑的です。嘘です。懐疑的でありたいんです。

だって誰だって自分の会社の株を下げたくないでしょうし、きっとそんなつもりは無いんでしょうから。

 

きっとまだ当分の間は1万円台にはならないと思うので、それまでじっくりまずは貯金するところからはじめましょう。

 

その時に何を買うか?

でも大事なのは株というのは何を買うか?それをいくらで売るか?です。その時の買い方の技術として古典的な投資手法である割安株をオススメします。

 

割安株というのは「安い株を買う」というものです。で何をもって「安い」とするかに多種多様な考え方があります。ようは基準が人によって様々なのです。

 

一般的にはPERやPBRと呼ばれる企業の財務情報を軸とした価値観で「安い」と判断する事が多いです。

PER

PERというのは株価収益率のことで、株価が利益の何倍なのか?という倍率になります。一株あたりにそれぞれを直して株価を利益で割ることで求めます。

一株当たりの株価÷一株当たりの利益=PER

 

 

一株あたり10円の利益を出す企業が2つあったとして、A社は一株50円でB社は一株100円だとしたらそれぞれ5倍と10倍になります。当然A社が割安という事になります。

一株当たりの利益は同じ10円

PERは5倍のA社1株50円、5年で元が取れる→だから割安

PERは10倍のB社1株100円、10年で元が取れる→だから割高

 

PERは利益を財務情報から抜き取って、変動する株価の数字から計算してだします。儲ける力を軸にした割安さのものさしと考えて良いでしょう。

 

PBR

PERでは収益性を軸に割安さを判断しました。PBRは株価純資産倍率の事で株価が財産の何倍なのか?という倍率になります。

一株あたりの株価÷一株あたりの純資産=PBR

 

 

一株の株価が100円の企業が2つあったとして、一株あたりの純資産がそれぞれA社10円でB社は50円だったとするとそれぞれ10倍と2倍になります。

一株あたりの株価は100円で同じ

PBR10倍のA社は10円の価値、それ以外の90円が釣り上がった値段、だから割高

PBR2倍のB社は50円の価値、それ以外の50円が釣り上がった値段、だから割安

PBRも財務情報から数字を抜き出してる点でPERと似たような発想です。現時点で売っぱらったとしたら?というニュアンスもあると思います。

 

PERとPBR

基本的にPERもPBRも数字が小さいほど割安という事になります。 

 

PERはその時点での収益性が反映されるため流行り廃りを考慮しなくてはいけませんが、PBRは純資産のため変動要因として株価の影響が大きいと思います。そのため「今の株価が割安なのか?」という点ではPBRに注目するのが分かりやすいかと思います。

 

じゃあPERは水物なのか?と言われれば必ずしもそうは言えない訳で株式投資の難しいところになります。PER自体は収益性と株価の2つの数字が各期でばらつきやすいので正しく理解するのは大変だと思います。

 

ただ、この数字が映し出すのは企業の温度感な訳です。

収益性の伸びが続いているか?ってのは重要です。勢いづいているのか?どうか?ってことですからね。

 

長期投資はリスクが大きい

ここまで株価の上下をネタにした軸の話をしました。こっからは横の軸の話をします。時間です。

 

一般的に「長期投資をしましょう」というキャッチフレーズが安全の標語のようになっていますが、とんでもない。長期投資はリスクを取る期間が長いって事です。

長く持っておく事は何が起きるか分からないリスクを明日も明後日もずーっと抱え無くてはいけないので、基本的にプロは好みません。合理的でないからです。

 

ただ、プロがやらないということはバッティングしないという事でもあります。投資家1年生は、まずこれを理解しましょう。「長期投資はリスクが大きいのに、どうしてやるんだろう?」ってことです。

 

長期のデメリット

一言で言っちゃえば「何が起きるか分からない」の率が大きくなるからです。明日のことより10年後の未来のほうが予想がつきにくいのと同じ理由です。

これは、長期は投資においてはデメリットって事です。でも、短期で売り買いするのは投資でしょうか?

 

ちょっと視点を変えて、プロと同じ土俵で素人が勝負したらどうなるでしょうか?いいカモになるのはよく分かるかと思います。こういった短期的なゆらぎを利ざやとして稼ぐ場合を投機と言います。「投機は0サムゲームだ」とも言われます。0サムゲームがなんなのか?は時間があるときに各々が調べといてください。

 

それでも、長期投資でやりましょうと言えるのは

割安株投資の発想で株価がこれ以上下がるのは理屈が通りづらくなってるから後は時間が解決してくれんじゃね?ってことで持久戦に耐えられるからです。

 

つまり、「長期投資」と「割安株」はセットだから許されている訳です。

 

投資信託もあり

これは今回以外のことでも通用する発想ですが、ネガティブな要素を他の要素でカバーできないか?という視点でアクションを起こすのが素人として、個人投資家として正解なのだと思います。

 

投資信託の購入を検討してみましょう。投資信託というのは個別の金融商品がパッケージになっているもので、一般的にはファンドと呼ばれていたりします。銘柄の選定に人が絡んでいる場合とテーマにそってそつなくパッケージにしたものとがあります。

手間が省けている分手数料がほんの少し別にかかるのが一般的です。

 

いそがしく時間が取れない

個別銘柄を理解する程知識が追いついていない

ざっくりとした投資の方向性しか決まっていない

 

最初のうちは出来ないことも多いと思うので個別銘柄にいきなり行くのではなく投資信託からスタートするというのもいいと思います。

手数料も抑えられるので投資信託に強い証券会社にも口座開設しておくのも賢い選択だと思います。下にあるフィデリティ証券なんかがいい例で、投資信託の手数料が他の証券会社よりも有利です。

 

証券会社を用途別に分けて複数社利用できるようにしておくのは戦略の幅を大きくもできるので大事なことだと思います。

 

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