個人投資家は資金「管理」でなく、資金「政策」が大事
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"株の初心者"でも「不労所得」で、セミリタイアはできるのか?
という2時間近くもある長ったらしい動画を作りました。
せっかく気合いを入れて作ったので、いろんな人に見てもらいたいという思いから細かい解説を行うブログもやっちゃってます。
前回は、パート1の部分について「自分の頭で合理的に判断しないと株は難しい」という話をしました。正確には、フレームワークを使えば学がなくてももっともらしい判断ができるよ、コントロールの可否が重要になるよって話をしました。
今回は、パート2の部分について、資金政策の詳細な解説をブログで書きたいと思います。
パート1の振り返り
パート1では、日々の生活で用意できるお金がいくらで、不労所得を株の配当でやろうとするなら2400万だ1200万だってまとまった金が必要だって話をしました。
そして、資金がコントロールのできる投資の重要な要素で銘柄選びは別にどうでもいいという論を展開しました。
まぁ詳しくは2時間の本編の動画を見るなり、上のリンクから前回の内容を読んでみてください。
今回は、実は大本命である「資金政策」の解説を行います。
個人のお金の調源泉を検討する
個人投資家の多くは100万~500万くらいの金融資産で年収300万以下がほとんどってのが実情です。個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書
この調査報告書はけっこう面白くて、意外にネット証券でいい感じにやってる人は株で儲けてることなんかもわかります。
話を戻すと、ようは年収300万で株やるってのはけっこういるし、なんだかんだちゃんとやればそもそも難しくないんです。
パート1で書いたように、コントロールのできることに対して頑張るのがやっぱり大事で、そうなってくると「投下資本」(株に使うお金のこと)を正しく理解するということは非常に強力な武器になることが分かります。
そして、当たり前ですが個人投資家の多くがこの投下資本を給与所得で調達しています。ですので、「いかにして投下資本を増やすか?」ということはいかに副収入を得るか?節約するのか?という話になります。
動画中でも出てきた、上の図の左側にある収入と支出の表は人それぞれにもなるし、リアルな数字では1円単位での計算になりますので、まずはこのお小遣い帳をノートに記録することが大事です。
株に使えるお金がいい人でも5万円。
それでもって、不労所得を得ようってんなら10万、20万は月出資したいってのがパート1での話でした。
前回のブログで書いてますが、本当はここを30年40年で計画してもいいです。ただ、今の年齢が30歳の人でしたらお金がたまるころにはおじいさんになっちゃいますね。
そう考えると、働き方というか稼ぎ方をデザインしなおすことが非常に重要になることと、仕事を変質させるってことですから相当しんどいってのがご理解いただけるかと思います。
「稼ぐ」を考える
一応、形式上「稼ぐ」か「減らすか」という2軸で動画では説明をしましたが、こんなの基本的に稼ぐ方を考えるの一択です。
私自身も何を隠そう、しくじり先生の本の通り現在文無しです。
動画ではWワークを検討してみてはいかがでしょうか?と話しましたが、リアルな話として私自身はWワークもしましたが現状は仕事を変えて、住む場所も引っ越しをして、「稼ぐ」も「減らす」も両方を体現しています。
けっこうしんどい決断です。Wワークを辞めた理由は、このブログが長らく更新されなかったように日々24時間中12時間近くを働くと自分の時間が作れないからです。
なんとなくで株をやるならば、日々の余剰資金でやればいいでしょう。
ただ、資産運用として財を成すために株をやるってんなら、資金をどのように調達して、それを無理なく続けるのか
つまり、資金の管理でなく、そもそもどう生み出すか?継続させるか?どう向上させていくか?という「政策」が重要になります。
まして、30過ぎて非正規雇用で後がないってんならなおさらです。腹をくくるしかありません。がんばるぞー!ってことじゃないです。
何をどうして、なぜやるのか?を見据えて意思決定するという腹のくくり方です。
私は必要であったので、仕事と住む場所を変えました。
あなたにとってはいかがでしょうか?社会はあなたを助けてくれません。いつだってあなたの暮らしをよくしてくれるのは過去のあなたの意思決定です。
どのように投資していくか?
そして、「資金」の話で大事なのは調達面だけでなく「使い方」です。どのように株に使うか?というのは実はリスクを低減させます。
そういう意味では、「資金をいかに投資対象へ投下させるか?」コントロールのできる利益率要素です。
株式投資の売却損益の計算式は
「 売却額 ー 購入額 = 売買損益 」
です。動画後半で述べている通り、実際には配当だけでなく売却益を狙っていくのが妥当です。動画の表現を使うならば、コントロールのできない利益率に対してのアプローチなので力を入れる点ではありません。
ただ、上に書いた株式売買の利益計算式を見ていただけると細分化することで、コントロールが可能な点があることに気づけます。
「購入額」です。
ようは、「高かったら買わない」という意思決定はコントロールができます。ですので正直なところ株をいかに適切に買うか?というアプローチは向き合っていかなければいけません。
私が、割安株を主軸として株を取引するのはこういった理由からです。
また、安ければいい(私はこの宗教に傾倒しているが)ということではありません。正しく買うこと、つまり正しく評価して合理的に買うことが大事です。
ただ、なにをもって正しいとするかは宗教のようなもので、喧嘩になるのでこの動画では扱いません。
正しく評価して、の部分は宗教ですが
合理的に買う、は技術で行えます。
前置きが長くなりましたが、そういう意味でめちゃくちゃ重要ですが軽視されがちです。
ごちゃごちゃして見づらいかと思いますが、大事なのは3パターンの具体例を使って説明したいだけです。
上から
- 全ツッパ
- ピラミッディング
- ラッキー
です。多くの人はラッキーをしようとして、全ツッパの結果に終わります。
言いたいのはそれだけです。
「尾っぽと頭はくれてやれ」という投資格言がありますが、ピラミッディングはまさにそれです。一番安い価格を取るという発想から観点を変えて、一番高い値段でバカみたいに買わないためには?という視点でのアイディアになります。
ラッキーを狙ってしまうのは理由があって、一番の理由は個人投資家は投下できる資本が少なくて最小単元を一つしか買えない時期が続く。というものです。
このブログはどちらかというと経験のあるかたがお読みいただくと思うので、ご理解も早いかと思いますが、全ツッパでも利益が出たりする成功体験があると正しいと思ってしまいます。
ただ、やはり資本が大きくなってきた際は、銘柄の分散だの、タイミングの分散だのっていう銘柄選定ではないリスクコントロールの知識は必要になります。
プレイヤーとして、個人的な話をすると
私は銘柄選定に自信があるので、基本的にラッキー狙いで買います。そもそもの戦略が「割安株」という株価のバリュー評価を軸に据えた戦略だからです。
私は株価の変動を大きく2つに分けてみるようにしていて、
- 根拠のある価格へ向かう変動(上げ下げ)
- その時の勢い等、根拠のない価値づけとしての価格変化
の2つです。ようは合理的な値付けと、合理的でない値付けがあるのだということです。ですので、「合理的な値付けの範囲を超えたか超えてないか?」という見方をします。
すると、問題がでてきます。「一度合理的な値付けを超えた流れができた場合に、適切に買う意思決定をどのように下すか?」です。
例えば、
100円が適正だと思っても、80円、70円、おおっと40円だ!と下がっていく場合です。
こういった場合に、6、3、1や5、3、1、1といった割合で資金を段階的に投下していくピラミッディングで技術的に株価の妥当性を担保しようとします。
これが
正しく評価して、の部分は宗教ですが
合理的に買う、は技術で行えます。
ということです。宗教として割安株、答えは持っているが、合理的な判断として理解を超えた株価も適切に対応するということです。
そして、この答えにあたる株価はその人のプレイスタイルによります。
ですので、人によって違うのでこんなの悩むだけ損です。
それよりも
- 資金政策に関して明確なプランを立てる
- 手順によってコントロールできる要素があることを知る
ってのが、このパート2の大事な話になります。
まぁとりあえず、2時間と長い動画ですがブログの方でもこうやって解説をいれていくので
とりあえず見てあげて、
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【本編】
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