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優待目当ての株式投資を行う上で少額資本の個人が気をつけること

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”株の初心者”でも「不労所得」で、セミリタイアはできるのか?Nonresident income (dividend) plan for Japanese stocks - YouTube

12月ということもあって、「優待投資」についての質問や、「優待獲得」の投稿がFBコミュニティでも目立ってきました。

僕は、以前からYoutubeやこのブログでも言及している通り、なるべくは年収300万(手取りで20万くらい)の少額資本で株をしている人に寄り添って、僕の持ってる株のノウハウや経験からの説明を行っていきたいと思っております。

 

先にざっくりした答えを書くと、優待投資でも普通の株式投資でも手法は変わりません。なので、変に「優待目的のクロス取引!」みたいな浅いロジックの手法を取ると痛い目を見ると思います。

 「優待」をする会社ってどんな企業?

わざわざ「優待投資とは?」みたいなのは省きます。だって、それ知ってるからこれ読んでる訳ですし、おすし。

なので、もっと正確に「優待投資を理解する」「メッリトじゃない部分の優待の大事な話」を書いていきたいと思います。

 

で、そもそも優待を設定する会社は「何で優待を導入しているんでしょうか?」

 

 

優待の目的は大きい答えとして、

企業のビジネスモデルが成熟して「企業成長!」や「新しい業界への参画!!」みたいな目で見えるような面白味がなくなってきているからです。

もちろん成熟しているという点で配当などもきちんと出しています。ただ、そういった株式としての評価と別に安定して「株主を掴んでおきたい」という意図で導入されるケースが多いように感じます。

 

ですので、優待を実施する企業というのは個人投資家向けに、一般庶民がめっちゃ使うようなサービスを、「いつもありがとうございます。ちょっとお礼に今日は醤油持ってきました。」みたいな感じで「ああ、なんかええやつやん!」って思ってもらう(=個人投資家に”気持ちの良さ”みたいなとこで評価してもらう)ために導入されています。

 

導入されています!なんて書いたけど、実際ここは確かな明言とかはなくて感覚値なんですけどね。ただ、それが企業経営においてなかなか合理的でも有るので、株主優待は日本での株式投資では無視できない存在にしています。

 

なので、
・地元の大きいスーパーや(いなげやとか)、
・みんながスーパーで買う食品のブランドとか(なんちゃらハムとか、なんちゃら食品とか)、
・ビジネスモデルが「BtoB」で一般個人にはちょっと分かってもらいにくい商売の会社(IT系でイケイケな感じじゃない地味なとことか)、

・インフラ系でかつ一般庶民との関わりあいが深い企業(メガバンとか)
なんかが優待を導入しています。

 

自分が欲しい優待を探すにはこのような便利なサイトがあります。

www.kabuyutai.com

 

個人的には、欲しい優待というのも大事ですが、それ以上に優待の権利が確定する「月」を軸に「どんな企業があって、その株は今狙えそうか?」みたいなとこを気にしています。それが、どうしてか?は個々人でこのブログでも読んで勘ぐってみてください。

 

クロス取引」必殺技じゃない

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そして、この優待の季節になると出てくるのがにわかクロス勢です。

クロス取引と優待というのは、
1、現物で株を買って優待の権利をゲット!

2、合わせて信用取引で同銘柄を空売りする!

3、もし株価が1で買った時より下がっても、2で空売りしているからプラマイゼロだもんねー!

という技です。一見すごい理にかなってるように思えます。

 

そして、みんなそう思うのです。

 

kabumatome.doorblog.jp

上記のリンク先を読んでいただくと分かる通り、空売り人気が高まりすぎて逆日歩という空売り金利がめっちゃ上がりました。

 

その結果、損をしないはずのクロス取引で優待が9万円くらいのマッサージ券になってしまったのです。

 

何がまずいって、そもそも「値上がりが期待できるような価格帯で買ってないこと」だと思います。

クロス取引があるからいつ買ってもダイジョブだ!」というは人気が出そうな銘柄に向かないのです。つまり、自分が欲しいと思うような人気のある優待には実は向いてません。

 

欲しくない優待でクロス取引をしてってのは一理ありますが、欲しくない優待は欲しくないですよね?

 

優待目的でも、「普通に買う」のが定石

まず、普通に買うというのが初期戦略であるべきじゃないかなぁと思います。

「株として儲けられそうだし、おまけに優待がついてくるなら悪くないかもな?」と思える会社の銘柄良いかなぁと思います。

 

そうなってくると当然、チャートで値ごろ感を見たり、財表とか見てファンダチェックしたりとなってくるので時間もかかりますよね。

 

クロス取引空売り失敗勢で”踏み上げ”が起きたら、起きたで高値で売ればいいだけですし、「優待だ!買わなきゃ!!」というのは正直いらんのです。

 

 

ただな、

「よくわかんない会社だけどこいつQUOカード配っとんぞ!」

「これで30万ぶっこんで1~2万回収できたらでかいやんけ!」

みたいな賢く立ち回ってるプレイヤーもいるわけですよ。

 

もっとそういう寿司職人みたいな優待職人みたいな人の寿司の握りかたをちゃんと観察して、モノにするほうがクロス取引をやるならやるでいいんじゃないですかね?

 

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