株式投資スクリーニングの目的と俺のレシピ
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”株の初心者”でも「不労所得」で、セミリタイアはできるのか?Nonresident income (dividend) plan for Japanese stocks - YouTube
連載と言いながら、昨日はおもくそ疲れて帰ってすぐ寝てしまってて更新忘れました。すいません。
というわけで、早速ですが核心部分?!
でも、無いのですが「俺の使ってるスクリーニングの指標の設定」を公開します。
スクリーニングの目的
スクリーニングの目的は「銘柄探し」ではありません。
「スクリーニングで銘柄探しができます!」というセールストークに気をつけましょう。そんな単純に株で儲かったら誰も苦労しません。そして、半数以上の個人投資家がなんだかんだ株で勝ててるのは「それなりに苦労するなら株は誰でもそんなに難しくない」からです。
さて、話を本題に戻しますが、「スクリーニングの目的」とは何でしょうか?
スクリーニングのゴールは「投資してもいい状況の銘柄を洗い出す」というだけです。「投資してもいい」はその人のプレイスタイルや志向によって変わるため、一概に求めるものは変わってしまいます。
言い換えると、「これが絶対強い!」みたいなスクリーニング条件は変わりますし、同じスクリーニング条件を使っていても本質的に同じ戦略を取っていないと正しく抽出した投資銘柄を活かせません。
ですので、実は今回のテーマである「スクリーニング」は俺の投資手法の概要を把握していないと使いこなせないので、いくらでもレシピは公開できます。
スクリーニングのレシピ
1.年初来安値からの上昇率が5%~10%以内
2.当座比率が170%以上
3.過去3年平均売上高成長率10%以上
4.売上高変化率
以上が、レシピになります。
1で、割安さの判定を
2で、安全性を
3と4で成長性の評価を
行っております。
で、って感じですよね。
でもこれらが僕にとってはすごい大事なんですね。
「社会価値のある企業で市場価値とのギャップがある会社」
「社会価値のある企業で市場価値とのギャップがある会社」がほしいのです。
そのための道具が先程のスクリーニング(条件)になります。
で、これつかって社会価値のある企業で市場価値とのギャップがある会社を見つけて投資したら終わりです。
でって感じですよね。
この連載の大きい核心が「どんな株をどうして欲しいのかを投資にする」というものです。
ちなみに、先程のスクリーニング条件に配当利回りも表示させることがあります。
スクリーニング条件と理由
企業の商品・サービスが受け入れられているか?市場に必要とされているか?
そういった部分の裏付けとして、3と4の条件を使っています。
そして、極端な話を言えば「自分の信頼する企業」であれば潰れない限りどこかで株価が上がって利益になるだろう。くらいざっくりとした自信を持っているので「死なない」の根拠として安全性の指標を見るため2を使っています。
そして、安さ。
この連載でも前述している通り「割安株」の手法になります。
「安さ」とはなんでしょうか?
私は、「市場価格と適正価値の落差」だと考えています。株価はご存知の通り人気投票のごとく、その場その場での流れを組みながら勢いをつけて上下します。
故に、合理的な価格を超えて上昇したり、下落するということが起こり得ます。
この非合理な価格帯にいる時が「買い時(売り時)」だと考えているのですが、「高く売る」ではなく「安く買う」を目指すのは、自分の判断のコントロールを握れるのが「買い」でしかないからです。
例えば、定価120円の缶コーヒーを200円で売ることは自分だけの判断では出きません。
一方で、逆に100円になった時、50円になった時に買うかどうかは自分自身で判断できます。
話を株式に戻すと、株価は流動的なものであり、かつ、成長して評価価値も変わっていくという特徴があります。
PBRやPERのように帳簿などの根拠を持って、その時その時(例えば、決算のある12/31だけ)の過去の一時点の評価はわかりますが、タイムリーに使いこなすことは難しいといえます。
そのため、ある程度根拠のある数字を軸として(上にも、下にも)ぶれている存在」として株価を捉え、経済循環的な「どうしようもないシーズンの下げ目」を「安い」と捉えて投資するために年初来安値を使うことにしました。
そして、この手法は株式市場が全体的に上がっている。
もしくは、株式市場がみんな横ばい。
といった時にはすごく有効なのですが、一方的に上げ下げしつつも下がっていくという下降トレンドでは通用しません。
なので、今の時期に不釣合いのように思われるかもしれませんが、下落というのは急角度をつけて基本的にはファンダメンタルズとしての明確な政策の転換や課題の解消というイベント(サイン)を掴みやすいため良い方法と考えています。
例えば、2008年ごろのアベノミクスの始まりなんかすごいですよね。安倍さんが出てきて、「アベノミクスだ!」って言ったらアベノミクス始まったじゃないですか。
恐怖と見えない敵
言い換えると、冬の時期(下落トレンド)っていうのは理由が意外にないんです。見えない敵というか、漠然とした悪い指標を理由にしてみんなが渋る。のが不景気の原因です。
実態として根拠のない不安に悩まされてるだけなんですよ。で、みんなビビって現金に変える。だから、株が売られるし、不動産が売られるし、借金ははよ返せって言われるし、金ないから資産売るし、
下落の起きた理由はあとあとなんとなく解明されて、何かが犯人扱いされて、その犯人(原因)が徐々に小さくなっていくことに安堵感を覚え、政治家が特効薬みたいな旗を上げます。
それが、買い場です。
いっぽうで、下降トレンドは意外に続きません。「不安」のシーズンに実際に起きているのは上げ下げの繰り返しの「横ばい」です。
この横ばいのときにしっかり活きるのが「戦う個人投資家流割安株投資」になります。
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