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バフェット指数を使って、現在の株価を俯瞰してみよう!

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ツイキャスで株の講義チックなものをやりました。

内容は「バフェット指数を理解して株価の水準を見てみよう

って感じです。

トレードスタイルによってゴールへのたどり着き方が違うということ。

日経平均も高く、不安定な日がつづきますがわざわざ日本市場で株を買ったほうがいいのか?それとも外国株がいいのか?みたいなのを話しました。

その解説も含めた後日談的やつです。

 

【ツイキャスアカウント&過去配信はこちら】

twitcasting.tv

 GDPと株価の関係

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ってことで、ウォーレン・バフェットが見ていると言われているGDPと株価の2軸グラフです。それが、バフェット指数。

 

詳しくはこちらへ

www.world401.com

 

GDPと同じような動き方の経済の土俵になんだかうねって追従しているのが株価。みたいな感じでとらえて個人的には使っています。

このうねりの正体は個人的には信用(クレジット)だと思っています。ここらへんは話すと長くなっちゃうので、こちらを見てみてください。


30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio

 

すごく個人的な意見になりますが

いまの経済は「信用による膨らまされた部分」と「基礎的な部分」があって基礎的な部分の根拠づけがGDP、実際の過熱感(膨らみ)が株価の乖離と捉えることができるかと思います。

プラスに膨らみすぎ(=乖離しすぎ)たら、バブってるってことで売り

マイナスに膨らみすぎ(=乖離しすぎ)たら、過剰に弱気と買い

といった具合に投資判断ができる便利なツールが「バフェット指数」となります。

 

とはいっても、その前提となっているGDPって実際何者なんでしょうか?

どうやって計算されているのかがわかると、実は、いろんな国の経済課題が見えてくるといった便利な面もあります。

 

GDPは大きく3つからできている

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GDPは、「消費、投資、純輸出」からなりたっています。本当は政府支出というのがあるのですが、どういう行動が経済に影響を与えているのか?という観点からの分類ですので実際には「税金による公共事業」「儲けを考えない役所とかに払うお金」みたいなのもあります。とはいえ、そこはイメージしづらいのでここでは割愛しています。

 

どうでしょうか?本当にアベノミクスで大丈夫でしょうか?

実は、アベノミクスというのは過去のサッチャリズムレーガノミックスの延長戦にあるものだと言われていて当初から短期的にしか意味が無いというのは知られていました。

 

アベノミクス第二弾でGDP600兆円というのを掲げていますが、本当に実現するのであれば嬉しいですね。だれも困りません。

ただ、将来は誰にでも予見することは不可能なのであんまり楽観的に考えるのはかなり危険だとも言えます。

 

ここで人口を見るのが理解に役立ちます。というか、人口の構成というのがGDPの推移を考えていくのに重要になります。

 

人が増えれば、箱もモノも必要になる

言ってしまえば、人が増えれば雇用するための環境も用意しなくちゃいけませんし、その人達が飲み食いするので消費が増えます。

GDPを増やすには個人の消費そのものの量を増やすか、消費する人そのものを増やすかということになります。

人を増やすのと、1人あたりの消費量を増やすの、どっちが楽そうですかね?どっちがコストを掛けずにできそうですか?

 

日本の人口を”経済学者”があーだこーだとうるさいのもこういう背景があるのです。人口は実は結構大事な問題なんです。

 

日本の人口構成はこんな感じ

populationpyramid.net

 

 

このサイトで、中国とかアメリカのものも参照してみてください。日本がいかに深刻化理解していただけるかと思います。

じゃあ、人口が増えまくっている途上国を買えばいいのかというとそうでもありません。「消費」をしてくれる「人口」が増えないと意味が無いのです。

 

そこらへんのヒントになりそうなものとして、南アフリカと中国、アメリカとオーストラリアあたりの経済を分析してみるのが役に立つかと思います。

 

 

 

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