割安株の基準になる?PBR1倍割れとはどんな状態か
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今日は、真面目に不真面目にやります。PBRについてです。
教科書でもいまいちはっきりしないPBRの割安の基準ですが、これは上り調子の相場と下り調子の相場では「PBRを何のために見るのか?」が変わってくるためだと思います。つまり、目的があってPBRを使うけども、その「目的」が時代によってぶれてしまう。
PBRとは何か
PBRについて書くので、PBRについてまずはっきりさせたいと思います。
PBRとは、
Price Bookvalue Ratioの略称で、日本語では株価純資産倍率とも呼ばれます。株式相場で上下する株価と、帳簿上の「会社の一株あたりの純資産」を比べて株価が一株当たりの純資産の何倍の値が付けられているかを表したものになります。
仮に、資産総額が150円、そのうち借入による資金調達が50円と自己資本が100円の会社があったとしましょう。株式の総発行数が100株とします。
自己資金100円 ÷ 株式発行数100株
=一株あたりの純資産は1円
となるので、一株あたりの純資産の価格は1円となります。
株式相場で2円の値がついていれば、PBR2倍ですし
株式相場で3円の値がついていれば、PBR3倍です。
言い換えると、PBR○倍というのは、帳簿上の価格より○倍程膨れ上がっているという事になります。
ただ単に会社を興して、いい感じに軌道に載せただけでは上場はいかないので東京証券取引所等で公に株式の取引ができるような信用を得られた企業はPBR1倍以上になるのが普通に考えてアタリマエだって事がわかるかと思います。
PBR1倍割れは何故起こるのか?
じゃあ、なぜPBR1倍割れが起きるのでしょうか?
今日の日付で見てもETF等を含めて1670銘柄が1倍割れをおこしています。
銘柄を見ていくと、東証1部銘柄も多く
・出光興産
・日本製粉
・岡三証券
といった何処かで聞いたことのある大きい会社もPBR1倍割れをおこしていることが分かります。
PBRが1倍を割れるということは、帳簿上の資産価値よりも株価による時価評価が低いということになります。
一方で、帳簿上での資産評価というのは公認会計士等が多くのプロフェッショナルが携わり妥当性が高く価値評価に対して合理的に根拠があるという特徴があります。
つまり、相場における株価というのは美人投票等に揶揄されるように人気投票でしかありません。相場の流れによって上げる、下げるといったことが往々にしてあり価格に合理性がありません。
なので、こういったマーケットの隙が生まれている状態というのがPBR1倍割れという状態である可能性がかなり高いということになります。
「可能性が高い」としたのは、もちろん公表される情報公開が遅くなれば現時点で非合理的なPBRも、将来的に合理性のあるPBRになる可能性があるからです。
低PBR投資は簡単なのか?
そう考えると、個別銘柄によるPBR1倍割れを狙うという戦略は下調べが重要になってくる戦術になることがわかります。
単に1倍割れのPBRをスクリーニングすれば良いということではなく、PBRが低くなる合理的な理由が無いか?ビジネスモデルが根底から覆るようなバッシングや追い風が吹いていないか?等を自分で精査しなくてはならないからです。
くりっく株365を使った低PBR投資
そこで、くりっく株365というCFDを使って日経平均そのものに投資してみようというのが日経平均低PBR投資です。個別銘柄で行う低PBR投資よりも、投資対象がそもそも大手ですし、分散効果でリスクが限定的にし易い?という点も特徴かと思います。
くりっく株365というのは日経平均を対象にしたCFD取引で少ない自己資金でも始めることができるので、口座を持っていない人は下のリンク先のような大手で作ってみてください。
くりっく株365は、FXのようにレバレッジも効かせて投資することが出来ますが、最低資本が5~6万円あれば始められるというのも特徴になります。
無論、長期での保有を目指すのであれば5,6万じゃあ少ないと思いますので注意が必要です。
また、くりっく株365は、配当による収益も期待できるのと、取引時間が長く夜などでも取引ができるので、上手に使えればかなり強いと思います。
日経平均自体は、PBR1.36倍と低い
日経平均に目をつけたのは、下のグラフの通りで日経平均自体は2万円弱と強い数字を出していますが、PBRベースで見るとまだまだ割安じゃないか?という事に気づいたからです。
欲を言えば1倍を割れていて欲しいのですが、日本を代表する225銘柄のPBRと考えると1倍割れを期待するのは現実的では無いかと思いますし、現状の1.36倍という数字自体そこそこ割安だと感じたからです。
くりっく株365で低PBR投資を行えば、少ない資本でも日経平均株価を対象に投資が行えるのでそういう意味では現実味のある手法だと思います。
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