株で大事なのは利益率でなくて、プランニング(計画性)だよという話
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で、今日は「株で大事なのは、いくら儲かったじゃないよ」って話をしたいと思います。暴落ってほどじゃないと思うんだけど、暴落だってネガティブになってる人も結構いるみたいですね。
ぶっちゃけこんなのただの調整だし、下がったって下がったなりの行動取ればよくね?って思うんですけどそうでもないみたいなんですね。
で、個人的に「大きく下がる」という事をどのように理解しているのか、たたにいが理解している事と、その上で株って結局は計画性の話だよねって事を俺もごちゃごちゃ書きたいと思います。
何故「直線」で推移しないのか?
何で暴落するのか?をちょっとニュアンスを変えて、「なんで直線で推移しないのか?」と直線の上昇でなくうねうねと曲がる上昇チャートになるのか?という観点で考えてみます。まずは、コレを見てください。
まず、この動画はよくわかんない個人投資家の人の作品ではなくて、レイ・ダリオっていうめっちゃ凄腕のファンド・マネージャーの方が色々な言語で展開してるアニメです。
「どうして波のような経済の動きになるのか?」なら、始めから10分頃まで見てもらえれば分かると思います。
ただ、全部見てもらえれば「どうして経済的な問題が複雑化するのか?」についても分かるのでイマイチ経済のことよく分かってない人にこの動画はオススメです。
雑に僕の言葉に直すと、①ようは現物の金と借金のあわせ技で消費するからソレが誰かの給料になるし、②その給料から信用が生まれて借金できることが繰り返されてるから、③そもそも常に小さい泡のように連鎖されて膨らんでるのが今の経済って感じです。
つまり、「現在の社会の仕組みとして常にできるだけ少しの無理をしながら成長をしているので、どこかしらで借金の精算の時期(調整とか暴落)がくる」ということです。
移動平均線と乖離
これを株式投資に置き換えて、どのように捉えていくか?というのが大事なんですが、僕は移動平均線と乖離で考えています。
移動平均線(MA)ってのは、決められた期間毎の平均で、その平均ってのを軸に考えてみよう、今の株価を見比べてみようって使う指標です。
振り返ると直近7日間の平均の点(軸、原点)の上に株価がある(上振れる)日が続いていたかと思います。誰でも見れるヤフー・ファイナンスのチャートを使っても分かる、別になんてことのない日経平均です。
一応、日毎に最新の情報になってしまうので写真で現在のモノを載せます。
13週での移動平均線(赤い線)と比べても上振れる日ばっかで、昨年9月から取り敢えず1月までガンガン上がりっぱなしでした。
移動平均線から上に離れれば離れるほど「異常に背高い」ということであると考えると、
その異常だった13週よりも更に異常に上がっていたので上放れの日が続いているという見方も出来ます。言い換えると、アホみたいに3ヶ月くらい推移してたってだけです。
それが、26週での移動平均線(緑色の線)をちょっと下回る位に下がったというだけで、本来の水準に一旦落ち着いた(調整)と見るのが妥当じゃないか?と思うわけです。昨年5月から9月の時にも似たようなのがあるのが分かると思います。ただ、その時異常に上げ幅がついての推移だったので、そりゃ元に戻る幅もでかいよなってだけの話です。
レイ・ダリオの動画にあるように、今の経済はクレジット(信用)による消費も多く、それがあることが前提で回っています。
回っているというのは、①100万売れた!の事実の内20万は信用で「実態の無いお金の消費」だったかもしれませんが、②100万売れた実績に基づいてお給料がでます。③そこで働く人へお給料が25万出たとしたら、④月に25万貰える定職についている社会人ならクレカが作れるから30万の消費もできるという話です。
なので⑤があるとしたら、そこは実際は25万円しかお給料がない人が30万円分お買い物をする新しい①の出発点になります。
株はプランニング(計画性)だよという話
いつ起こるか分からないにしても、経済の仕組みとして大きく下がる事が予め分かっているなら、じゃあそこで買えばいいじゃんって話ですし、
持ち株の株価が下がったという事実も、企業の価値が下っての株価下落かなのか?外的要因で下がるものとして下がっただけなのか?を理解しなきゃいけない(計画に織り込まなくてはいけない)って話なので
こんなので狼狽してる時点で、株式投資の考え方がちょっとずれてるんだと思います。
買わなくてもいいのに変に買って、理由探しして、間違った理由で納得して、わけわかんなくなっちゃってるんじゃ世話ないので「あの株で○○%利益を出せた」なんて正直どうでも良いんですよ。「○○%」になんの価値もないです。
大事なのは、①計画的に運用して、きちんと+収支を出すこと。②相場の決まった流れを理解して上手に買って上手に売ること。この2つだけだと思います。
具体的な行動としては、いつ買うか?何を買うか?だと思います。で、もっというならその前にどのようにお金を用意していくか?があるので、結局ぼくはこの3つにしぼって色々考えるようにしています。
①資金調達
②タイミング
③銘柄
よく③の銘柄について、「上がる株を探すこと」と取られてる人がいますがそれは結構なマヌケで、「今、期待値の高い相場(土俵)はどこか?」ともっと広い目線で考えたほうが良いと思いますし、その次に「具体的にどういう産業のものを買うか?」があるのでいきなり「どの会社を買うか?」の話をしててもそりゃ勝てないと思います。
投資信託だってあるんですから、今まさに調整局面の相場の商品を買って良いわけです。なのに、日本の個別銘柄だけで投資判断をしようとしたら、そりゃ日本株がみんな下がってる中儲けるのも大変だと思います。
別に「日本株」じゃなくていい
こういう便利なサイトもあるんで、俯瞰で見て判断をする方が良いと思いますし、できるのにやらないで損してたらそりゃ滑稽ですよね。
ただ、なんというか世知辛いのが言っちゃうと株ってこんな単純な話を効率よく繰り返すだけなんですけど、個別銘柄について言及した方が結局ウケがいいので、さも「みんなが知らない優良上場企業を買う!」みたいな正義がありますが、あんなもんクソっすよ。
でも、まぁ、そういうクソでアクセスとか信用がある程度勝ち取れるならやるしか無いので、一応一個前の投稿のような取り組みをします。ただ、やってる一方で、僕は根っこじゃこんなことを思ってるんだなぁということを知って欲しいです。
あと、つまり今日これに書いたとおりで、株ってきちんと勉強したら結構単純です。それはめちゃめちゃ知ってほしいです。
でも、フィスコの綺麗なネーチャンは個別銘柄ばっかでこういうこと言わないんでやっぱモデル崩れの3流だからしょうがないよねって常日頃思っております。
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